2018年02月23日

尼連禅河(20)

ブッダガヤの中央広場から尼連禅河(にれんぜんが)へリキシャで行ってみた。

立派なリキシャだった。
裸足で痛くないんだろうかと心配になった。

ここは、釈迦が、2500年前にブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開く前に、立ち寄って沐浴した場所だと伝えられている。

6年もの苦行の後、苦行では悟れないと気がついた釈迦は沐浴し、村娘のスジャータに乳粥の施しを受ける。
仏教では、とても有名な河だ。

歩いていると、バクシーシと子供がついて来た。
50パイサ(15円)を自然に渡すことができた。
理解不可能な言葉で、一生懸命に河の案内してくれた。

インドへ着いたばかりの時は、バクシーシに対して逃げてばかりだった。
僕が施しても、貧しいことは変わらないし、お金を恵むことで貧困の解決にならないと思い上がっていた。
インドの貧困、解決どころか、僕には何一つできないのに。

2500年
悠久な時の流れ。

ここに、悟りを開く前のお釈迦さんが、滞在してた。
そこに僕が立ってるなんて、スゲースゲーと心の中でつぶやいた。




尼連禅河(20)







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Posted by おきなべ at 07:48│Comments(0)インドの旅
 
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