2018年03月26日
ベナレスのガート(36)@インド旅日記

ベナレスの街から南へ行くと、ガンジス河へ突き当たる。
そのガンガーへ降りることができる階段がガートと云われ、いたるところにあるようだった。
リキシャでツーリストオッフィスへ行き、ベナレス市内の地図をもらった。
ベナレスはカルカッタと違い、リキシャも値段をふっかけてこない。
1ルピー(30円)だった。
ガートへ歩いて行ってみた。
ヒンズー教徒の多くは、1日の始まりや仕事の終わりなどの時間に沐浴を行う。
全身を洗って清め、罪を流す。
じっと座ってる人、半身ガンガの水に浸かり顔や体を洗う人、傘の下で休んでる人、祈る人。
3000年変わらない風景なんだろう。
ベナレスは多くの寺院もあり、聖地なので、遠いところから汽車に乗り、あるいは何ヶ月もかけて歩いてやって来る巡礼者もいる。
ガンジスの水に全身をひたせるごとに、この水が人の罪悪いっさいを洗い流してくれるという。
そのため、老人、病人、信者、あらゆる人がベナレスへやって来る。
この地で死を待つ人々もいて、その方々のための建物もあった。
ガートの周りには、沐浴されてる人の他に、巡礼者やじっと河を見つめ死を待ってるような老人も居た。
Posted by おきなべ at 05:38│Comments(0)
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