2018年04月23日

また汽車動かず(46))インド旅日記

またプーリー行きの列車が運休した。

なんてことだ。
洪水か事故かで汽車はストップした。

しかたないので、ヒゲさんとツーリストバンガローに泊まる。

A/C付き(水冷式)で、二人で45ルピー(1300円)

かなり豪華なホテルで、インドじゃないみたいだ。

僕はもったいないと感じたが、ヒゲさん けっこうお金持ってるんかもしれない。

きれいな部屋は日本のユースホステル並みで、シャワー、トイレ、ベッドも綺麗だ。


ベナレスからのプーリー行きの直通列車は1週間に2便しかないので、カルカッタ経由で行くしかない。


夕方、ツーリストバンガローの前で夕涼みする。

リキシャの兄ちゃん達と仲良くなって、遊んだ。

ヒゲさん、大真面目な顔で、インドは食物がなんでこんなに美味しいんだろうと感心しきり。

あと、半年ほどインドを歩くそうだ。

薬を持っていなかったので、抗生物質を少し分けた。


ヒゲさん プーリー行きを中止。

カルカッタから来たばかりだし、プーリー直通でないので、戻るのは気がひけるらしい。

アグラへ行こうと誘われたが、僕はやっぱりプーリーに海を見に行く。


昼夜、街とガンジス河岸の散歩。

夜も昼と同じエネルギーに満ち溢れていた。

インド独特の匂い。

あの匂いは何だろう。

カレーの匂いじゃない。
牛豚や動物の糞、食物と人の汗の匂いが、高湿度と高温の中で掻き回され、じっと停滞してるような感じだ。

ヒゲさんが何でもインドは美味しいねという甘すぎるお菓子、辛いカレーを夕食に食べた。
ヒゲさんの味覚に到達するには、まだまだ半年かかりそうだ。

また汽車動かず(46))インド旅日記




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Posted by おきなべ at 08:45│Comments(0)インドの旅
 
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